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The Infinite Palace
プラダ 2015年秋冬レディスファッションショーでは、AMOによって実在の空間が、抽象的なマニエリスムの遠近法に従って徐々にその容積を変化させ、ついには縦に続くクラシックな部屋の連鎖に 姿を変えました。 1つのステージで構成するのとは逆に、いくつものスペースを連ねるという新しい試みにより、ショーは増幅され、断片化され、そして一連の緊密な瞬間へと変貌します。
連続する部屋を進む様は、終わりのない繰り返しとシンメトリーのシミュレーションであり、無限の宮殿を幻想させます。 連なったいくつもの部屋を次々に貫いて進むモデル。その歩みに合わせて、小さなグループに分けられた観衆は、コレクションとの近くて濃密な関係に取り込まれていきます。 最後の部屋には広い空間があり、平行に配置された2列のドアの連鎖がここで交わります。
3面で構成された洞窟状の空間は、ニュアンスカラーのグリーンとピンクで 交互にペイントされています。 方向感覚を奪う風景。フロアに配されたアルミの幾何学模様が、連続したスペースの境界線を示しています。
クレジット:AMO