プラダリネア・ロッサ 2023年春夏

自然と都会、粗削りで本能的なものを洗練かつ熟考されたスタイルに融合させたプラダリネア・ロッサ 2023年春夏キャンペーン。非現実的な光景を提示しながらも今日の現実を反映し、その中心にある都会的なウェアのコンセプトを強調しています。

ノーバート・ショルナーが撮影し、再解釈したキャンペーンイメージは、都市と自然という混ざり合う事のない風景をぶつけあわせ、現代生活の本質を逆説的に描いています。都市の自然の中でのアーバンハイキングで、21世紀という光景を横断しながら大都市の中を大胆不敵に動き回る人々。

リネア・ロッサは、常に身体の自然な動きとニーズに着想を得て、これらの連動する現実をテクニカルファブリックを使用したハイテクウェアに反映させ、シームやディテールをモノトーンのブラックとホワイト、またはネオンオレンジのグラフィックで表現しています。目的と意図によるさらなる省察の並置として、ボディスーツとスイムウェアが、あらゆる気候や土地に適応可能な軽やかなアウターウェアとコントラストを放ちます。

衣服は身体にとって住まいであり、包み込み、護る役割を果たします。このアイデアをさらに探求した2023年春夏リネア・ロッサキャンペーンでは、プラダはOMA(The Office for Metropolitan Architecture)とのコラボレーションにより、都市という地形に適応した軽量でモダンなテントをデザインし、リネア・ロッサの象徴的なレッドラインを中心に幾何学的で多面的な構造を実現しています。リネア・ロッサのデザインコードとイデオロギーのさらなる進化を見ることができます。