Prada Re-Nylon 2024
プラダのデザイン理念の核心部分にある急進主義(ラディカリズム)を象徴するナイロン。70年代末にミウッチャ・プラダがプラダの小物に初めてナイロンを採用して以来、現代のラグジュアリーの概念を再定義したブランドのシグネチャー素材となり、新しい視点で解釈して使用され、デザインを通して昇華された実用的な素材です。プラダの再解釈により、ナイロンはモダンラグジュアリーを表現する要素となりました。以来40年以上を経た今も、プラダは、常にブランドのDNAの核心部分にある思考過程とつながる素材として、ナイロンを小物やウェアに使用するという概念に挑戦し続けています。
Prada Re-Nylon for
SEA BEYOND
プラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会(IOC)が2019年にローンチし、協働で進めている教育プログラム「SEA BEYOND」を支援するために、2023年7月よりPrada Re-Nylonコレクションの販売収益の1%が寄付されています。「SEA BEYOND」は、グループが心血を注ぐ社会問題への取り組み、そして教育と文化を大切にしてきた価値観に沿ったプロジェクトとして、サステナビリティと海洋リテラシーの原理・原則に対する世界中の人々の意識を高め、世界各地の若い世代に教育の機会を提供してきました。
ユネスコは、特定の商品、サービス、ブランド、企業を推奨することはありません。.
ユネスコは、特定の商品、サービス、ブランド、企業を推奨することはありません。.
2019年にローンチされたPrada Re-Nylonは、メンズとレディスの小物とウェアで構成されており、革新的な精神と環境への責任を果たす行動という、プラダのアイデンティティの根本にある二元性を象徴しています。持続可能性をファッションコレクションの中核に据え、Prada Re-Nylonはブランド全体の変化を推進してきました。今日、プラダが作るすべてのバージンナイロンは再生ナイロンに移行され、大手ラグジュアリーブランドによる持続可能性への革新的なコミットメントを示しています。
クレジット
フォトグラファー:ウィリー・ヴァンデルペール